高速シャッターはスゴイ!鳥の羽ばたきを撮ってみた

私が一眼カメラを手にして一番やってみたかったこと、それは鳥の羽ばたきを撮ることです。

鳥が羽をひろげて飛ぶ姿はカッコイイですよね。

そういうカッコイイ写真にあこがれていた私は、一眼カメラを買ったときには絶対チャレンジしてみたいと考えてました。

でも一眼カメラ初心者の私にはカメラの知識がほとんどなくて、いったいどうやって撮影すればいいのか分かりません。

そこでいろいろ考えて調べてみた末、写真教室でその方法を教わることにしました。

この写真教室で学んだのは、鳥の動きを撮影するには高速シャッターを使うということでした。

そこで今回は、私が高速シャッターを使って撮った写真をご覧いただいて、カメラでは高速シャッターをどのように設定するのかについてご紹介していきたいと思います。

私はミラーレス一眼のルミックスGX-8という機種を使っています。

もしルミックスカメラのユーザーの方であれば設定画面の様子も分かるようにしましたので、鳥の羽ばたきを撮ったことがないという人にはオススメです。

なぜ高速シャッターを使うのか

最近のカメラは本当に進歩しています。

手ブレ防止装置が付くようになってきているので、カメラを持つ手が多少動いたとしても写真がブレにくくなったんですね。

でもそれだけでは解決できないことがあるんです。

どんなにカメラが進歩したとしても、撮る先、つまり被写体の方が動いてしまうと写真がブレてはっきり写らなくなるんですね。

そこで高速シャッターを使って被写体の動きを止めてしまうのです。

鳥の動きを高速シャッターで撮ってみた

私は写真教室で学んだばかりだったのですが、この知識のおかげで鳥の羽ばたきを高速シャッターで撮ることができました。

小さい鳥でしたので飛び回るスピードがとても早く、カメラが追いつきません。

でも何とか写真の中に写し込むことができました。

丸の部分に写っていますね。

さらに拡大してみるとこのようにキレイに写っていました。

とても美しく羽をひろげています。

こんなふうに羽をひろげているなんてこれまで全く知りませんでした。

連写しているのでほかにも写真が撮れています。

今度はこの位置に鳥たちがいます。

拡大してみましょう。

この写真だけでは鳥の特徴が分からないのでもう一枚。

この写真を拡大してみます。

羽の色の特徴からこの鳥は「シジュウカラ」だと分かりました。

鳥がまるでダンスしているようにも見えますよね。

実はこんなにすごい写真がいきなり撮れてしまったので正直ビックリしているのです。

どれぐらいのシャッタースピード?

GX-8の機械式シャッターでは、通常8千分の1秒(1/8000)までしかシャッタースピードを上げられません。

写真教室の先生の話によると、それでも鳥の羽ばたきを撮影するのならシャッタースピードをもっと早くします。

つまり1万6千分の1秒(1/16000)ぐらいじゃないと、鳥の羽根の動きは止まらないそうです。

実際私がシジュウカラの羽ばたきを撮影したとき、

カメラの設定は高速シャッターになっていました。

高速シャッターの設定方法

機械式シャッター以外にも高速シャッターにする方法があります。

それは、電子シャッターを使う方法なんです。

技術的なことはあまりよく分かりませんが、機械式よりも早い電子シャッターならより高速で撮影できるんですね。

これからその設定方法をご説明していきますね。

私はミラーレスカメラのルミックスGX-8を使っていますが、ルミックスのカメラは他の機種でも設定方法がほぼ同じなので、機種がGX-8以外でも同じ設定ができます。

Sモードに切り替える

まずモードダイヤルを回して「S」に切り替えます。

メニューボタンから電子シャッターを選ぶ

メニューボタンを押すと撮影の項目のなかに、「電子シャッター」の選択項目があります。

電子シャッターをオンにする

電子シャッターをONに変更します。

戻るボタンを押す

画面左下の戻るボタンを押します。

ここまでの設定でシャッタースピードが、1万6千分の1秒(1/16000)まで設定できるようになるんです。

シャッタースビードのダイヤルを回す

モードダイヤルを「S」にすると、その隣にあるダイヤルは、

シャッタースピードを切り替えるダイヤルになります。

このダイヤルですね。

このダイヤルを回すと最高1万6千分の1秒(1/16000)まで設定できました。

カメラの液晶画面左下に出ている数字に16000と表示されていますね。

オートフォーカスのモードを変更する

さらにオートフォーカスの設定も必要です。

常に動いている被写体を撮影するときは、それに合わせたオートフォーカスのモードに切り替えます。

通常は「AFS/AFF」を使うのですが今回は「AFC」に切り替えます。

AFCとは常に動きのある被写体を撮るときのモードで、被写体の動きに合わせてオートフォーカスを動かし続けるのです。

GX-8は液晶画面の上にあるレバーを「AFC」に切り替えるだけです。

連写の設定をする

連写の設定も忘れずにしておきましょう。

液晶画面右側の十字キーの下のボタンを押します。

液晶画面に「ドライブモード」が表示されるので、連写・高速のボタンを押し、その後決定ボタンを押してください。

この設定をすると、

シャッターボタンを押し続けているあいだは、ず〜っと写真を取り続けることができます。

ここまで設定できたら実際に撮れるところまできました。

さあチャレンジしてみましょう。

始めのうちは鳥の動きについていくのが大変ですが、慣れてくるとカメラを自由に動かせるようになってきます。

まとめ

鳥の一瞬の動きをとらえるには、

高速シャッターじゃないと絶対にできません。

実はルミックスのミラーレスカメラって、この高速シャッターを上手く使えるんです。

まだ高速シャッターに慣れていない私がとれたのですから、カメラを同じく設定すればきっと上手くいくと思いますよ。

今回は、高速シャッターで鳥の一瞬の動きを上手く撮影するカメラの設定方法についてご紹介してきました。

最初は難しく思うかもしれませんが、何度もチャレンジしていると身体が覚えてくるので、きっと上手く撮影できるようになりますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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