一眼カメラって、とてもたくさんの機能があって、まず全部使いこなせないなあと思ってしまうことがあります。
取扱説明書を読んでもいったいどのように使うのかさっぱり分からないんですよね。
そんな私でも、あることをするようになって、カメラの使い方が分かるようになってきました。
やはりきちんとした写真教室でカメラの基礎を学ぶことですね。
特に私が通う教室は、私が使う「ルミックス」の一眼カメラを使う人たちが多いので、使い方が分からないときは、いつでも質問できて、使いながら分からなかった疑問を次々と解決できるのが良い点だと思っています。
今回は、私のカメラ「ルミックスGH5」の性能のなかで、全然知らなかったこと、つまり、一眼ミラーレスカメラのファインダーと液晶モニター画面について、教室の先生に教えてもらったことが驚きでしたので、そのことをご紹介していきたいと思います。
私が通っている東京の写真教室
現在私は、仙台から東京まで写真教室に通っています。
それというのも、仙台では、私が使うパナソニックのルミックスカメラに特化して教えてくれる教室がないのですね。
地方ではキャノンやニコンとかのカメラを使う人が圧倒的に多いので、地方ではあまり見かけることはありません。
仕方がないのでこれまで私は何度か東京まで出かけて行って、パナソニックが主催するフォトスクールに何度か参加していました。
あるときそのフォトスクールでお世話になった先生との相性が良かったのです。
その先生が写真家の森脇章彦先生でした
写真家・森脇章彦先生
森脇章彦先生は、パナソニックのルミックスカメラの開発にずっと関わってきた先生です。
もちろん、先生はどのカメラだってよく理解しているプロフェッショナルですが、パナソニックのルミックスに深く関わってきた方です。
このルミックスカメラを使って写真を撮る技術を学ぶのなら、森脇先生しかいないと思いました。
もしその先生の教室があるのなら是非参加したいと思っていたところ、最近東京の馬喰町で夕方6時から教室を開いていることを知ったので、早速申し込みをしたというわけなのです。
この教室では毎回目からウロコになるような話を聞けて、とても勉強になります。
ファインダーと液晶モニター画面の話もそうでした。
ルミックスGH5のライブビューファインダーと液晶モニター画面
私が使っているルミックスGH5は、ミラーレス一眼カメラです。
カメラにはこの2つがついていて、撮った写真を確認できます
・ライブビューファインダー
カメラの上についているのがライブビューファインダーです。
・液晶モニター画面
カメラの下中央にちょっと大き目画面が液晶モニターです。
私はこれまで、液晶画面の大きさが3.2型と大きいことから、撮った写真を確認するときには、液晶モニター画面だけを見ていました。
しかし、写真教室に行った初日に、先生はこのように話したのです。
「撮った写真を確認するときは、カメラ裏面の液晶画面を見るのではなく、ファインダーの中の画面で確認してください」
(え?だって、液晶モニター画面の方が大きいから、絶対そっちの方がキレイに見えるはずじゃないのかな・・・)
私はこのように思ったのですが、先生はこう続けます。
「液晶モニターよりもファインダーの画面の方が画質がいいんです。ですから色や形もはっきり分かるんですよ。」
最初は半信半疑でしたが、改めて、ファインダーの中とカメラの背面液晶を見比べてみるとその違いが少しだけ分かるようになりました。
液晶画面よりもファインダーの画面の方がより正確に見える
技術的な話になりますが、メーカーの性能仕様表にも、このように記載されていました。
・ファインダー
アスペクト比 4:3 / 0.5型 / 「約368万ドット」 有機EL(OLED)
・液晶モニター
アスペクト比3:2 / 3.2型 / 「約162万ドット」モニター
大きさから言えば、ファインダーの方が0.5型と圧倒的に小さいですね。
しかしファインダーのドット数で比較すると、液晶モニターより2倍以上も画質が細かいのです。
つまり画面の大きさではファインダーの方が0.5型と小さいのですが、撮った写真をより細かく確認するのならば、液晶画面よりもファインダーをのぞくのが正しいということになるのです。
ついつい大きいほうがよりきれいに見えると思ってしまいがちですが、実際には小さいファインダーの方が画質がキレイなのでした!
写真を撮ったら必ずファインダーで写真を確認するクセをつける
先生は、写真を撮ったら必ずどのように撮れたのか確認するようにとも話していました。
自分がどのような写真を撮ったのか、拡大してみて写真がブレていないか、シャッタースピードや絞り値、写真の明るさは合っていたのか、ちゃんと自分の考えた構図になっているのかを確認して、自分が設定した内容で写真がどのようになるのかを理解しましょうと教えていただきました。
私はこれまで、写真を撮った後は、どんな写真が撮れたのか確認もしないままでしたので、写真がなかなか上達しなかったのかもしれませんね。
撮った写真をすぐに確認し、写した写真のどこが良くなかったのか、どこが良かったのかを確認することが大切だと分かりました。
まとめ
私が森脇先生から聞いて驚いた液晶モニター画面よりも、ファインダーの方が画面がキレイで細かく見れるという話は、私にとってとても新鮮に響きました。
さらに、写真を撮ったすぐに写真を確認してみることのいずれも、これまで私がやってこなかったことなので、はっきり言って驚きでした。
そして確認することの重要性を知ることができて本当に良かったと思います。
ミラーレスカメラで撮影したなら、写真を確認するときは、カメラ背面の液晶モニター画面よりも、ファインダーの中を確認してみることをおススメしますよ。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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