ルミックスGF9・GF10におススメのSDカードは?後悔しないSDカードの選び方

今回私はパナソニックのミラーレス一眼カメラ・ルミックスGF10を手に入れましたが、このカメラはこれまで使っていたSDカードが使えないことに気がつきました。

このカメラで必要なのはマイクロSDカードという、これまでのSDカードよりもはるかに小さいサイズのカードです。

さて実際にマイクロSDカードを購入するにあたって、たくさんあるSDカードの中でどれを買ったらいいのか迷ってしまうはずです。

高いものと安いものとのを比較したら、安い買おうと考えるのは当然ですよね。

しかし、安いカードを買って失敗することだってあります。

せっかく撮った写真が全部消えてしまった

大切な思い出の写真が全部だめになってしまった

とても悲しいですよね。

ですからSDカードは性能の良いものを購入すべきです。後ですごく後悔しないためにも。

そこで今回は、LUMIX ルミックスGF10がサクサク動くSDカードは、一体どれがいいのかをご紹介していきたいと思います。

なお、今回の記事はルミックスGF10のひとつ前の機種「ルミックスGF9」をお持ちの方でもご覧いただけます。

ルミックスGF9も同じく「マイクロSDカード」を使いますし、カメラの機能がほぼ同じだからですね。

ルミックスGF10はマイクロSDカードを使う

ルミックスGF10で使うSDカードは「マイクロSDカード」という種類です。

普段SDカードというとこの写真の真ん中にあるカードなんですが、GF10ではこのカードは使えません。

カメラをコンパクトにするために右にある小さなカード「マイクロSDカード」を採用したんですね。

SDカードの中で一番小さいサイズです。

このマイクロSDカード、アンドロイドスマートフォンの記憶容量を増やすときによく使っていますね。

多くのデジタルカメラでは「SDカード」(写真の真ん中の大きいもの)を使っていますが、ルミックスGF10はコンパクトサイズなので「マイクロSDカード」を採用したようです。

ルミックスGF10用のSDカードには「マイクロSDカード」を購入しましょう。

間違って通常サイズのSDカードを購入しパッケージを開封してしまったら返品交換ができません。

ルミックスGF10で使うメモリーカードの種類は「マイクロSDカード」です。

SDカードは書き込み速度の速いものを

ルミックスGF10用のSDカードを購入するときに重要なのは、書き込みスピードをチェックするということです。

書き込み速度が速いSDカードを選ぶことは、カメラ撮影にとても重要なんです。

書き込み速度の遅いSDカードでは、ルミックスGF10での撮影にいろいろと困った問題が起来てしまうのです。

まず連写で写真を撮る場合です。

連続してたくさんの写真を撮るときに、書き込み速度が遅いマイクロSDカードだと一度に連写できる枚数が少なかったり、最悪連写が止まってしまうんです。

これは撮影のときに本当に困ります。

一度に連写できる枚数が制限されてしまったり、連写で撮ったデータを速くSDカードに書き込めないので、連写が止まってしまうんです。

今、目の前に最高のシャッターチャンスが来たというのに、連写した写真をメモリーカードに書き込む処理が終わらなくて、書き込みが終わるまでシャッターが切れなくなってしまうんですね。

この原因はなんといってもSDカードに書き込める速度が遅すぎるからなんです。

さらにルミックスGF10には「4K撮影」という独自の撮影機能があったり、さらにビデオカメラのように動画も撮影できたりします。

この場合も同じ理由で、SDカードの書き込みが遅いと書き込みに時間がかかり、撮影が終わってもカメラの書き込み処理が終わらないために、次の撮影ができないなんて場合が起こってしまうのです。

ルミックスGF10の動きがとても遅くてイライラしますが、これはカメラのせいではなくSDカードの書き込み速度が遅いからなんです。

写真のデータが多いと車の交通渋滞のような状況になってしまうんです。

ルミックスGF10で使うメモリーカードは「書き込み速度の速いものを選ぶこと」です。

SDカードは読み取り速度の速いものを

ルミックスGF10用のSDカードを購入するときには、読み取り速度もチェックしましょう。

SDカードの性能を見るには「読み取り速度」も重要です。

読み取り速度が遅いと、パソコンに写真データを取り込むとき、時間がとてもかかってしまいます。

数百枚もの写真データをパソコンに取り込むときにSDカードの読み取り速度が遅いと、取り込み時間がかかって、いつまでたっても写真データが取り込みが終了しない、なんてことが起きてしまいます。

1、2分ぐらいなら気にならないでしょうが、数10分もかかっていては待ちきれないですよね。

こんなときに停電してしまったり、ノートパソコンのバッテリーが切れてしまいパソコンの電源が切れてしまったりしたら、SDカードの中に保存されている写真のデータが壊れてしまいます。

さらに、写真データが取り込まれたとうっかり勘違いして、間違ってSDメモリーカードを抜いてしまいSDカードの中の写真のデータが壊れてしまうなんてことになるかもしれません。

壊れてしまった写真のデータは元に戻りません。

そんなデータ破損といった危険に会わないために、読み取り速度の速いマイクロSDカードを選ぶことが重要です。

ルミックスGF10で使うメモリーカードは「読み取り速度も速いものを選ぶこと」です。

ルミックスGF10におススメのマイクロSDカードは?

マイクロSDカードを発売するメーカーがいっぱいあって、いったいどこのSDカードを買ったらいいのか迷ってしまうかもしれませんね。

そんな中で私は「サンディスク(SanDisk)」をおすすめしています。


サンディスクで発売されているマイクロSDカードもグレードによってさらに分かれています。

4つのグレードというのは次のとおりです。

  • 無印
  • Ultra(ウルトラ)
  • Extreme(エクストリーム)
  • Extreme Pro(エクストリーム・プロ)

この4つのグレードの中で「エクストリーム・プロ」が信頼性が最も高いんですね。

もちろん私が使っているのは「Extreme Pro(エクストリーム・プロ)」です。

今回ご紹介するのは、

Extreme PRO・microSDXC・UHS-Ⅰ・V30・A1・128GB

マイクロSDカードを購入するときには次の用語が入っているかどうか必ずチェックしておきましょう。

  • microSDXC
  • UHS-ⅠまたはUHS-Ⅱ

これらはマイクロSDカードの規格を示していて、この表記があるマイクロSDカードは読み取りや書き込み速度、記憶容量が大きいです。

さらに最後の128GBというのは、マイクロSDカードの記憶容量です。

ちなみにこのマイクロSDカードの記憶容量は「128GB」ですね。

これだけの容量があれば安心して写真をたくさん撮れるんです。

記憶容量が少ないマイクロSDカードでは、写真をたくさん撮ってしまったときに、最後の方で撮れる枚数がギリギリになって撮影できなくなる問題が起こってしまいます。

撮影する合間にカメラのプレビューを見ながら、いらない写真をいちいち削除するなんて面倒な作業ですよね。

なぜ、サンディスクの「エクストリーム・プロ」のグレードなのかというと、microSDXC・UHS-ⅠまたはUHS-Ⅱとなっていても、グレードによってSDカード自体の書き込み速度、読み取り速度が違うからなんです。

ですからマイクロSDカードを購入するときは、

サンディスクのエクストリーム・プロをおすすめします。

 

今回ご覧いただいているのは並行輸入品です。

並行輸入品って心配かもしれませんね。

サンディスクの製品を取り扱っているちゃんとした販売店であればほぼ問題はないです。

マルでしるしをつけた部分が特に重要です。

ここにマイクロSDカードの様々な規格が表示されています。

パッケージはシンプルです。

SDカードを拡大してみました。

黒地に赤いインクで印字しているから印字がはっきり見えませんが、次のように書かれています。

SanDisk・Extreme Pro

128GB・SDXC-Ⅰ・V30・U3・A1

  • 「SDXC-Ⅰ」
  • 「V30」
  • 「U3」
  • 「A1」

これ全部SDカードの規格表示なんですね。

SDカードの容量をパソコンで確認してみました。

容量の表示が119GBです。

パッケージでは容量が128GBとなっていますが実容量はちょっと少なくなります。

SDカードには写真データを順番に書き込むために、例えばノートの罫線のようなものがあります。その分だけ使える容量は少ないのですね。

さらにパッケージの中には、SDカードのデータ復旧ソフトのダウンロード特典が、一緒に同封されています。

実際にカメラにこの「マイクロSDカード」を入れて本当に動くのか確かめてみましょう。

ルミックスGF10にマイクロSDカードを入れてみた

新しいマイクロSDカードを入れてみる前に、アンドロイドスマホで使っていたサンディスクの古いマイクロSDカードを試しに入れてみました。

このマイクロSDカードの容量は「4GB」あります。

ルミックスGF10にこの4GBマイクロSDカードを差してみましたが問題なく写真データは保存されました。

さて4GBでどれぐらいの枚数の写真が記録できるでしょう?

マイクロSDカードをフォーマットしてデータを空にし、カメラの液晶表示で撮影可能枚数を確認してみました。

カメラの液晶画面から撮影可能枚数を確認するには

液晶画面の右下に表示されているのが撮影可能枚数です。

「490枚」の表示です。(注:あくまでも目安で実際に撮れる枚数ではありません)

490枚ぐらい撮れれば充分だと思えるでしょうか?

でも旅行でのお出かけだったら490枚はあっという間に使い切ってしまうかも。

もし予備のマイクロSDカードを持って行かなかったら、この後は写真を撮れませんよね。

カメラの画面をのぞきながら必要ない写真を削除していくなんて、とっても時間がもったいなくてできませんよね。なんといっても面倒面倒です。

また近くにマイクロSDカードを打っているお店があればいんですが、だいたい必要なものがほしいときって、なかなか手に入らないこともあるんですよね。

大きいSDカードはあっても、マイクロSDカードとなると売ってない場合もあります。

売っていたとしても記憶容量が少なかったりとか、書き込み速度が遅かったりとか、不便な思いをします。

ですから容量の大きなSDカードを始めから用意しておいた方が安心ですね。

サンディスクExtremeProマイクロSDカードの撮影枚数は?

「サンディスクExtremeProのマイクロSDカード」をルミックスGF10に入れてみましょう。

カメラの液晶画面の右下をご覧ください。「9999+」と表示されていますね。

「9999+」となっていますが、これは液晶画面の表示には「9999枚」までしかできないからなんです。

しかし他の方法でば撮影枚数は確認できます。

さらに詳しく撮影可能枚数を調べるには

カメラ背面の「Q MENU」ボタンを押します。

カメラ背面の丸いダイヤルを回す、または左右のボタンを動かして「クオリティ」の項目まで移動させます。

クオリティの項目に入ると、画面には「15,477枚」と表示されました。

128GBって容量がどれぐらいなのか、実際に撮影枚数を確認してみるとこれでよくわかりますね。

(注:表示されているカメラの設定では「RAWデータ」を記録していないので、撮影枚数が多く表示されています)

これだけの枚数が撮れるのなら、予備のマイクロSDカードを用意しなくても大丈夫でしょう。

容量の多いSDカードは高いですが、SDカードを何枚も買わなくて済むので、結果として高くないのです。

さらにマイクロSDカードは価格が少しずつ下がっていますし、思ったほど高くもないんですね。

サンディスクの海外並行輸入品ですが、私の使ってみた限りにおいて、全くトラブルはありません。

国内正規品の価格もそれほど高くありませんから、国内正規品と並行輸入品を比較してみて、価格の安い方を選んだほうがいいかなと思います。

追記

SDカードの進化はとても早く、私が購入したものよりもさらに性能が良いものが出てきています。

 

ちなみにこのマイクロSDカードは

「容量:128GB」

「 最大読込速度:170MB/s 」

「最大書込速度:90MB/s」

私が購入したときより、読み取り速度も書き込み速度も早くなりました。

まとめ

ルミックスGF10につかうマイクロSDカード。

私もこれまではSDカードは安いほうがいいやと思ってましたが、いろいろSDカードを調べて実際に使ってみると、やはり性能の良いものを使うことが重要なんだと分かってきました。

誰でも安いものと高いものを比較したら、安い方を選んでしまいがちですが、このマイクロSDカードに限って言えば「安かろう悪かろう」なんです。

あとで困るのはご自分自身ですから選ぶときは間違いないの内容にしましょう。

書き込み速度が速ければ、連写のときは撮影が止まらずに写真が撮れるし、読み込み速度が速ければ写真のデータもすばやくパソコンに取り込めます。

また記憶容量が大きければたくさん写真を撮っても容量がいっぱいにならなくてすみます。

選ぶのなら「サンディスクのエクストリーム・プロ」シリーズをお考え下さい。

なお、今回の記事はルミックスGF10のひとつ前の機種「ルミックスGF9」をお持ちの方でもご覧いただけます。

ルミックスGF9も同じく「マイクロSDカード」を使いますし、カメラの機能がほぼ同じなので、ご参考になりましたら幸いです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました.

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