ワクワクしちゃいます。
それにステキな花火の写真を見ると、カッコいいなーといつも憧れてしまいます。
でもカメラで花火をどう撮ったらいいのかとなると「よく分からない」と思っていませんか。
実際に花火は撮り方が難しいとか、きれいに撮れないとか思っている方が多いと思うのです。
でも花火の撮影方法って実はそれほど難しくはないんですね。
せっかく一眼カメラを手に入れたのなら、花火をキレイに撮ってみたいと思いますよね。
そこで今回は、ルミックスGF9・GF10を使って「キレイに花火を撮る方法」についてご紹介していきたいと思います。
ルミックスGF9とGF10は、どちらも操作方法が同じです。
さらに、どちらのカメラをお持ちになっていても、花火はキレイに撮影できますよ。
花火の撮影は難しい?
花火の撮影は難しいと思っていませんか?
実際花火の撮影方法を調べてみたら、一般的に知られている花火の撮影方法ってちょっと難しすぎるんです!
さらにその方法で本当に花火がキレイに撮れるのかよく分からないですよね。
私自身はこれまでの方法では撮れそうもなかったので諦めていました。
写真教室で花火の撮影方法を学ぶ
私は写真教室で花火の写真の撮り方を学んできました。
そこで学んだ撮影方法は、最新のデジタルカメラの優秀な性能をフルに使った方法で、これまでの一般的な撮影方法ではありません。
さらにこの方法は、難しいテクニックを必要としません。
私もこの方法で実際に花火を撮影してみましたが、意外と簡単に撮れてしまったんです。
慣れるまで最初は難しく感じるかもしれませんが、枚数を撮っているうちにだんだん慣れてきて、キレイな花火の写真が撮れるようになりますよ。
ルミックスGF9・GF10で花火を撮る方法
まず花火撮影のカメラ設定です。
パナソニックのルミックスGF9・GF10では、次のように設定します。
撮影モード
撮影モードは「シャッタスピード優先モード」に設定します。
私が学んできた方法は、シャッタースピードを花火撮影用の時間に設定して、絞りについてはカメラが自動で調整するようにします。
カメラの上部のダイヤルを「S」の位置に合わせます。
シャッタースピード
シャッタースピードは「2秒」です。
私の学んだ方法では、シャッタースピードを「2秒」にして撮影するんですね。
カメラの背面にあるダイヤル反時計回りに回して「2”」にします。
フォトスタイル
フォトスタイルというのは、写真の色の鮮やかさなど写真の色の写り具合を設定する項目です。
花火の鮮やかな色を写すのには「ヴィヴィッド」が向いています。
「Qメニュー」ボタンを押して「ヴィヴィッド(VIVID)」を選びます。
矢印の先が「Qメニュー」ボタンですね。
画面が表示されたら、フォトスタイルの項目まで移動し、ダイヤルの下を押した後、ダイヤルを左右に押して「ヴィヴィッド」を選びます。
オートフォーカスモード
オートフォーカスを使って、カメラがどこに焦点(ピント)を合わせるのかを設定します。
花火撮影のときは「49点」を選びます。
これは画面の中を49区画に分けてカメラが自動的に焦点を合わせることです。
カメラの背面ダイヤルの左側を押すと、オートフォーカスモードの選択ができます。
画面の上部にオートフォーカスの種類が表示されたら「49点」を選びます。
これまでの方法では「手動マニュアル」にして、手動でピントを花火に合わせていましたが、最近のデジタルカメラのオートフォーカスの性能は優秀なので、カメラに任せてしまったほうが良いと写真教室で講師の先生が話していました。
ホワイトバランス
ホワイトバランスの設定では、写真の色味を調整します。
これを調整すると、写真が青みがかったり、黄色みがかったりします。
花火撮影のときは「オートホワイトバランス(AWB)」に設定します。
この設定だと、カメラが花火の状態に合わせて自動で写真の色味を調整してくれます。
これもカメラまかせで大丈夫ということですね。
カメラの背面ダイヤルの右側(WB:ホワイトバランス)を押すと、ホワイトバランスの設定ができます。
ダイヤルを左右に押して(AWB)に設定します。
花火撮影でのルミックスGF9・GF10の設定は以上です。
実際に花火を撮影するときの注意
花火の光は私たちが思っている以上に明るいんですね。
したがって花火を撮影したとき、花火が明るすぎて真っ白になってしまうことがあります。(これを白トビといいます)
写真が真っ白になってしまうと、後で写真を修正しようとしても色がキレイに出ないことが多いんです。
そこで撮影時には「露出補正」をしながら撮ることが大事なんですね。
「露出補正」を使って写真の明るさを暗くしていくだけです。
カメラの背面にあるダイヤルの上を1回押すと「露出補正」の調整の設定ができます。
この画面が出たら、ダイヤルを反時計回りに回してマイナス(−)の数字が出るようにします。
これは花火撮影の現場で、実際に打ち上がる花火の状態を見ながら自分で調整します。
花火を撮影するタイミング
花火を写すときは「シャッターボタンを押すタイミング」も重要になります。
タイミングが早すぎれば、花火の光が広がる前に撮り終えてしまうので、花火が小さく写ってしまいます。
逆にタイミングが遅すぎれば、花火の光が終わってしまうので、消えかかった花火しか撮れません。
花火を写すタイミングは「花火の光が広がり始める瞬間」です。
花火の光が広がり始めたなと思ったその瞬間にシャッターボタンを押すことです。
慣れが大事です。押すタイミングは花火の光をよく観察して、何度も試していればできるようになりますよ。
実際にルミックスGF9・GF10で撮った写真
これは私が実際に実際にルミックスGF9・GF10で撮った写真です。
いかがでしょうか。
コンパクトなルミックスGF9やGF10でも、こんなにキレイに花火が撮影できるんです。
すごいと思いませんか?
小さいからって、決してあなどってはいけませんね!
失敗写真もあります
もちろん全部の写真が成功してはいません。
当然失敗写真のほうがたくさんあったんです。
例えば、こんな写真。
花火が明るすぎて、花火の光が真っ白だったり、花火を写すタイミングも合っていなかったり、とか。
それと花火会場で風が吹かなかったために、打ち上がった花火の煙が流れなくて花火が見えなかったなんて写真もたくさんありました。
でも、とにかく枚数をたくさん撮っていれば、そのうちの何枚かはキレイに花火が写るので大丈夫。
とにかく花火の撮影は慣れることですね。
さらに花火大会も終わり頃になれば、だんだんと花火を撮るタイミングや調整方法が身体で分かるようになってくるので、うまく撮れるようになります。
まとめ・ルミックスGF9・GF10でキレイに花火を撮影する
いかがでしたでしょうか。
今回お使えした花火の撮影方法は、デジタルカメラの優秀な性能を十分に活用した撮影方法です。
設定方法と撮影するときのコツを覚えてしまえば、楽に花火を撮影できるようになりますよ。
今回はルミックスGF9・GF10でキレイに花火を撮影する方法、カメラの設定方法についてご紹介してきました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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