私は先日、品川の「品川マクセルアクアパーク」に行ってイルカショーを見てきました。
これはそのときに写した写真なんですよ。
この写真はスマホで撮ったのではなく、一眼ミラーレスカメラ「ルミックスGF10」で撮影しています。
ルミックスGF10はコンパクトで自撮りができて女子向きの簡単なカメラというようなイメージが強いんですが、実はかなり本格的な写真だって撮れるんです。
大きな一眼レフカメラを使わなくても、こんなコンパクトなカメラだってカッコいい写真が撮れるのなら楽しくないですか?
他の人にちょっと自慢もできますよね。
そこで今回はルミックスGF10を使って、イルカショーのような動きの速い場面での撮影するときの8つのポイントをご紹介しています。
カメラ設定などをどのようにしたらカッコいい写真が撮れるのか、ご参考にしてみてください。
品川マクセル・アクアパーク
品川マクセルアクアパークは品川駅の高輪口(たかなわぐち)を出て、品川プリンスホテル方向にあります。
東京中心部の品川駅からすぐ近くの場所なので、思い立ったらすぐに水族館を楽しめていいですね。
結構人気のスポットなので、休日になると開場前にはこんなに行列ができています。
アクアパークの入場料金
アクアパークの入場料金は次のとおりです。
大人2200円、小中学生1200円、幼児(4歳以上)700円
さらに年間パスポートという制度もあります。
大人4200円、小中学生2300円、幼児(4歳以上)1300円
年間パスポートを購入すれば、何回も品川アクアパークに入場できるのでお得だと思います。
ちなみに私はイルカショーがすっかり気に入ってしまって、年間パスポートを購入しちゃいました!
もう実は何度もアクアパークに通っているんです(笑)
スマホカメラではイルカはキレイに撮れない
再びイルカショーで撮った写真です。
イルカが空中を華麗にジャンプしている様子はカッコいいですよね。
イルカがジャンプしたときにでる水しぶきが、キラキラと輝いて美しいです。
しかしスマホのカメラでは、このような写真を撮るのは難しいんじゃないでしょうか。
スマホのカメラ性能は毎年良くなっていて、結構いい写真が撮れるようになりました。
しかしそれでもこのような写真を撮るのはとっても難しいんです。
例えばイルカたちの動きがとても速いので、イルカがブレてはっきり写りませんし、イルカがちっちゃく写ってしまうなんてこともあります。
さらに写真を大きく拡大してみると、画面がザラザラとしていて、イルカがダイナミックにジャンプしている様子がぼやけてしまうんです。
ですからスマホで撮った写真では、実際に見たときの臨場感が伝わってこないんです。
イルカショーは一眼カメラの得意分野
イルカショーを撮影するには、やはりこのような場面を得意としている一眼カメラを使うことですね。
私はいつもルミックスGF10を使っています。
コンパクトカメラみたいに小さなカメラですが、これでもちゃんとした一眼カメラなんですよ。
ルミックスGF10は自撮りができて、いわゆる女子向きの入門用カメラなんていわれてますが、実はもっとすごいことができるんです。
例えばイルカショーのような動きの早いものを写す場面だって素敵な写真が撮れるんです。
今回のイルカショー撮影ではカメラとセットになっているレンズを使っています。
イルカショー撮影8つのポイント
ルミックスGF10のイルカショーのときのカメラ設定は次のようにしています。
1.撮影モードは「Sモード」
動きの早いものを写す場合は「Sモード」です。
シャッタースピード優先モードともいいます。
シャッタースピードを高速にすると、イルカの動きをピタリと止めて写せるんです。
カメラの上についているダイヤルを「S」の位置に合わせます。
2.シャッタースピードは「1/250」以上
シャッタースピードは「1/250(250分の1)」以上の設定にしましょう。
今回私は「1/250」で撮影してみましたが、写真を後で確認したらもう少し早くてもよかったかもしれません。
・イルカがジャンプしたところを止めて写すなら「1/320」
・イルカが高速回転したところを止めて写すなら「1/500」
さらにもっと速いシャッタースピードにすると細かい水しぶきが飛び散る様子が止めて写せます。
・水しぶきを止めて写すなら「1/1000」
下の早見表を参考にしてみてください。
シャッタースピードの設定方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
3.ドライブモードは「連写」で
ドライブモードは「単写」ではなく「連写」を選びます。
イルカの動きのほんの一瞬を写すには、1枚ずつシャッターボタンを押していては間に合わないんですね。
連写にすればシャッターボタンを押し続けている間はずっと写真を撮っています。
写真をたくさん撮って、その中から最高の瞬間を見つけましょう。
4.ホワイトバランスは「オートホワイトバランス」
ホワイトバランスは写真の色あいを決定する重要な項目です。
ただし今回は「オートホワイトバランス」にして、カメラ任せでも大丈夫です。
5.イルカショーの前半は全体を写す
イルカショーの前半は全体を写すことを意識してみましょう。
もしイルカショーを撮影するのが初めてなら、イルカたちの動きがとても速いので、イルカの動きにカメラが追いつかないかもしれません。
そこで早さに慣れるまで広い画角で撮影することをオススメします。
イルカの動きは速いし、プールのどの位置からイルカが飛び出してくるのか予測がつかないからなんですね。
それにイルカショーも終わりのほうが盛り上がってきますから、前半のうちはショーの内容をじっくり観察してイルカの動きを確認しておいた方がいいです。
イルカの動き、イルカの出てくる場所、イルカのジャンプの高さなど確認しておいて、後半のショーが盛り上がる部分に向けて準備をしておきます。
6.イルカの動きに振り回されない
イルカが動いていると、どうしてもその動きに合わせてカメラを動かしたくなるものなんです。
でもそのよう撮っていると、イルカがほとんど写ってなかったり、写真がブレていたりするんです。
上の写真ですが、イルカが急にジャンプして慌ててカメラを動かしたので、写真がブレてしまいました。
シャッタースピードが早くても、自分自身がそれ以上にカメラを動かしてしまうと、こんなことになってしまいます。
ですからイルカの動きに自分自身が振り回されないように気をつけましょう。
対策は先程も書きましたが、前半でイルカのおおよその動きをつかみ、後半はイルカが出てきそうなところを予測しておいて、カメラをその場所に固定するようにします。
イルカが出てきたところを連写で撮影すれば、タイミングよく写るはずです。
この写真は、イルカがボールをねらってジャンプするのを待ち構えて撮っています。
7.余裕があれば露出補正で明るさ調整を
これは余裕があればの話ですが、ショーの撮影中は露出補正で写真の明るさ調整をしましょう。
イルカショーのライティングはとてもカラフルです。
暗くなったかと思うと、急に強い光が当たってプールが明るく照らされます。
このように暗い状態から急に光が強くなったときには、カメラはその光の変化に対応できないのです。
写真が白っぽく写ってしまうのですね。
会場全体は暗いのですが、イルカがジャンプしたところだけ、強いスポットライトが当たっています。
このときにはイルカの身体は白くなってしまうし、イルカのジャンプした水面のあたりなどは真っ白ですよね。
この写真だって悪くはないですが、もう少し露出をマイナス側にすると、イルカがさらに浮き上がって見えてくるし、水しぶきだってもっと鮮やかに写るんです。
そこで、これは写真を撮るときに心の余裕がある場合だけですが、ショーの間はカメラの画面を見ながら画面が白っぽくならないように、「露出補正」を使って露出をマイナス側にダイヤルを調整してみてもらいたいんです。
露出補正をマイナス側にするには、カメラのダイヤルの上を一回押し、次にダイヤルを左回り(反時計回り)に回します。
8.イルカショーはできれば2回以上見る
できればイルカショーは最低でも2回は見てほしいと思います。
品川マクセル・アクアパークのイルカショーは1回の演目時間が15分です。
15分は本当にあっという間です。
ショーが始まったらあっという間に終わってしまった・・・と感じるはずです。
1回しか見ていないと、撮影もしていましたし、何を見たのかよく分からず欲求不満になってしまいます。
またアクアパークの入場料だって決して安くありませんので、1回のショーしか見ないで帰ってしまうのはすごくもったいないです。
もしお時間がありましたら、ぜひとも2回以上はご覧になることをおススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はルミックスGF10を使って、品川にある「品川マクセル・アクアパーク」でイルカショーを撮影するとき8つのポイントについてご紹介してきました。
ルミックスGF10のようなコンパクトサイズの一眼ミラーレスカメラでも、このような動きの速い写真が撮れるんです。
もしまだスマホカメラしかお持ちでなくて、今回の記事をご覧になってルミックスGF10にご興味をお持ちになられましたら幸いです。
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私が使っているルミックスGF10のボディ色はオレンジですが、他にもブラック、ホワイトと合計で3色ボディの色を選べます。
特にこのホワイトは可愛らしいと思いませんか?
ルミックスGF10には、さらに同じ内容で「ルミックスGF90」という型番もあります。
カメラの中身は全く同じですから、購入するときには両方を比較して安いほうを選んだほうがよさそうですね。
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