私は、仙台市内に住んでいる50代になるおじさんです。
一眼カメラと出会って一年半、いつもカメラを持ち歩いて写真を撮ってきました。
しかし、いつも下手な写真しか撮れないんですね。
いつも後から写真を見直すとつまんないばかりでガッカリなんです。
これではいけないと考えて、最近東京の写真教室まで毎日通うようにしました。
今回は写真教室で学んだことを自分が実際に試してみて、どのように撮れたのかをご覧いただきたいと思います。
撮影に使ったカメラはパナソニックのルミックスGX8です。
ルミックスは、マイクロフォーサーズという規格のミラーレスカメラです。
フルサイズ機と呼ばれるカメラがバズーカ砲のようなレンズを使うのに対して、ルミックスの良い点はカメラやレンズがコンパクトなので、いつでも持ち出しやすく、小さくて軽いという特徴があります。
私は撮影しやすい一眼カメラだと思っています。
仙台中心部・ゴールデンウィーク中のスナップ写真
休日になると、仙台市内中心にあるアーケードではいろいろなイベントが開催されます。
ゴールデンウィーク中にも、アーケード内で芸を披露していましたが、その中で特に目立ったのがこちらでした。
映画「グレイテストショーマン」で主人公が来ていたような赤い服を着てマジックをしていたパフォーマーさんです。
東京からはるばる仙台にやってきたという彼、話がとても楽しくて、観客の人たちがにこやかに笑っている様子が楽しいですね。
それぞれの人たちのさまざまに見せる表情がとても個性的で見飽きません。
ちなみにこの写真、2~3mぐらい離れたところから、望遠ズームで撮影しています。
望遠で撮ると圧縮効果が働いて、前後がグッと寄ってくるので、パフォーマーと観客との距離感がなくなりました。
演技をしている場所から離れて撮ってみたことで楽しい写真になりました。
スナップ写真・いつどこで撮ったのかを写真に入れる
(引用:写真AC)
写真を撮るときは、いつどこで撮ったのか写真の中に入れること。
これは私の通う写真教室の先生がいつも話している言葉です。
写真には「出来事を記録しておく」という一面があります。
写真を自分だけで楽しむのならどのような写真でも構わないのですが、他の人に見せるのなら、いつどこで撮ったのかが分かるようにしておこうということなのですね。
写真を撮っているときって、気持ちが盛り上がってきてそんなことをすっかり忘れてしまいます。
写真の中の写したい部分にだけ意識が集中して、全体を見渡せなくなるんですね。
ですから後で冷静になって写真を見返したとき、自分は何を撮りたかったんだろう?って思うことになります。
そんな写真から抜け出すためにも、いつどこで撮ったのか写真の中に入れることを頭の中に入れておくといいですよ。
スナップ写真を修正してみた
1.水平をとる
この写真では、観客の人たちの楽しい表情は写せているのですが、残念ながら水平はとれていません。
少し斜めなんですね。ですからこの写真を見ていると首を斜めにしたくなったり、不安感が出てきます。
カメラのファインダーをのぞいていたときは、まっすぐに見えていたのですが、写すときに動いてしまったようです。
さらに、右側の看板もないほうがいいですね。
そこで写真を水平に修正し、いらないものをカットしてました。
いかがでしょうか。
余計なモノがなくなって、前の写真より良くなった気がしますよね。
2.写真の明るさを変更する
アーケード内の明るさに合わせた、写真全体が明るくなり過ぎました。
全体が白っぽい感じがしますよね。
特にマジシャンの着ている服の赤が白っぽくなってしまいました。
この場合現場のカメラ設定では、露出補正で写真を少し暗めにすべきだったようです。
そこで写真を修正して露出を下げてみました。
いかがでしょうか。写真全体の色が出てきましたよね
面白い写真はほんの一瞬の中に生れる
マジシャンと観客の男性とのやり取りの様子です。
男性がマジシャンと顔を見合わせている様子がなんとも可笑しいですよね。
また、それを見ている観客の人たちの笑い顔も楽しいです。
さてこの写真は連続で何枚か撮った中で、たった1枚の上手く撮れた写真なんです。
状況が次々に変わっていく場面では、連写機能を使って写真を撮り続けることで、面白い写真が撮れます。
写真は一瞬の出来事を写し撮ってくれるスゴイ装置です。
スナップ写真をモノクロで撮るのも悪くない
今度は観客の中に入って写真を撮りました。マジシャンの目線がこちらを向いているタイミングで撮れたのがよかったと思います。
普通でしたらカラーのままの写真を撮り続けるのですが、背景のお店の照明などがちょっと気になったのでモノクロで撮ってみました。
ちなみにカラーの写真も残してあるので見てみましょう。
こっちでも悪くはないですが、モノクロの方が中心にいるマジシャンが主人公として浮かび上がってきますよね。
モノクロの方が観客のそれぞれの豊かな顔の表情が分かりやすいと思います。
カメラの設定は自分が使いやすいように変更しておく
マジシャンの最後の出し物が、グラスに入った透明の水がマジックで7色に変化するという内容でした。
観客たちの驚きの表情が楽しいですね。
モノクロでは色の変化が分からないので、ここでカラーに切り替えました。
ルミックスのカメラは、設定ボタンを自分の使いやすいように変更できるので便利です。
モノクロからカラーへ、カラーからモノクロへとすぐに切り替えられるように、カメラの設定をしておけば、状況に応じて素早く対応できます。
スナップ写真は適正なシャッタースピードで撮ること
こちらはルミックスのフォトスクールに参加したときに教えていただいた、それぞれの場面でのシャッタースピードの設定速度です。
特にスナップ写真は動いているものを撮るので、写真にブレが出ないように撮ることが重要なんです。
最高のシャッターチャンスで撮った写真がブレていたり、ボケていたら悲しいです。
例えば同じ場面で撮った写真はシャッタースピードが遅いために、被写体ブレが起きてしまって失敗しました。
このとき写真全体にピントを合わせたかったので、カメラのモードを絞り優先モード(A)にしていたのです。
絞り値の設定をF9にしたところ、カメラが選んだシャッタースピードは「1/13秒」でした。
これは絶対ブレてしまうと焦りましたがもう間に合いません。
カメラの操作にまだ慣れていないので、ファインダーをのぞきながらモードの変更ができないのです。
「ええい!仕方ない」と撮ってみましたが、案の定シャッタースピードが遅いために被写体ブレが起きてしまいました。
この場面ではマジシャンの動きをしっかり止めておきたいところです。
まとめ
今回は写真教室で学んだことを自分が実際に試してみました。私の住む仙台で撮った写真の実例をご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだ私の写真は素人写真で自慢できるようなものではありません。
でもこのように自分の作品をさらしてみると、不思議なことにもっと上手な写真を撮りたいと思うようになるんですね。
もしみなさんも写真を趣味にしているのでしたら、私のような写真ブログを始めてみてはいかがでしょう?
あまり難しく考えなくても簡単に始められます。
とにかく最初の一歩を踏み出せばいいんですから大丈夫ですよ。
もし写真のこととかブログについてとか、聞きたいことがありましたら、いつでもコメントを送ってください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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