写真が上手くなるにはどうしたらいいんだろう。
私もこのことに関して言えば、まだまだ写真を上手に撮れないし、もっと上手く写せたらいいなと思っています。
そのため現在、私は写真教室に通って写真の基礎を学んでいるのですが、教室に行くたびに、たくさんの刺激をもらって帰ってきます。
最近の教室の中で最も刺激を受けたのが、シャッタースピードのコントロールでした。
そこで今回は、私が使っているルミックスGF10で、どうやったら写真が上手く撮れるかについて、教室で学んだことをご紹介していきたいと思います。
ルミックスGF10を持って東京の写真教室へ
私が現在住んでいるのは仙台市。
仙台市にも写真教室はいろいろとありますが、私は毎週東京の教室まで通うのを楽しみにしています。
それは私と相性の合う先生が東京にいるからなんです。
その先生とは、森脇章彦先生。
森脇先生は、パナソニックのルミックスカメラの開発に長年関わってきた方で、ミラーレス一眼カメラの将来性を高く評価しています。
先生との出会いは、私がパナソニック主催のルミックスフォトスクールという、ルミックスカメラの使い方教室で教えていた時からになります。
そんな縁から、いまでも森脇先生にはお世話になっているのです。
写真が上手になるには自分の限界を知ること
森脇先生の写真教室で教えていただいた大事なことは、自分の限界を知ることです。
自分の限界を知る第一段階は、写真を撮ったときに、どれぐらいの遅いシャッタースピードになると自分がブレを起こしてしまうのかを知ることです。
写真はピントがバッチリ合い、ブレていないことが一番重要です。
シャッタースピードが速ければ写真がブレにくくなるのですが、シャッタースピードが遅くなればなるほど、カメラを持つ手が微妙に動いたり、身体が揺れたりして、写真がブレて撮れてしまいます。
ですから自分はどれぐらいのシャッタースピードまでなら手ブレしないで写真が撮れるのか、自分の限界を知っておくことだと、森脇先生は話していました。
実際にどのようにすれば、自分がブレてしまう限界点が分かるでしょうか。
自分の限界を知る方法(ブレてしまうシャッタスピード)
1.ルミックスGF10のカメラの上部、ダイヤルをSモード(シャッタースピード優先モード)にする。
2.ルミックスGF10の背面にあるダイヤルを回して、画面のシャッタースピードを「125」にする。
125とは、125分の1秒のことをいいます。(1/125とも書きます)
このシャッタースピードでは、写真はブレていませんね。
拡大してみましょう。
撮った写真を見るときは再生ボタンを押します。
拡大するにはカメラ背面のダイヤルを右回りに回します。
拡大してみて、写真にブレがないかどうか見てください。
再度シャッターボタンを押すと、再生モードからから撮影モードに切り替わります。
3.カメラ背面のダイヤルを回して、シャッタースピードを遅くする
ダイヤルを左回りにカチッと1つ動かすと、シャッタースピードが「100」に変わります。
同じように、写真を1枚撮って拡大します。
拡大しました
まだまだ大丈夫!
4.ブレがなければ、さらにシャッタースピードを遅くする
カメラの背面ボタンを左回りに1つ回してシャッタースピードを「80」にして同じものを撮ります。
拡大して確認します。
5.60分の1秒のとき
まだ全然余裕ですね、えへん!
6.50分の1秒のとき
うん、問題ないですね。
7.40分の1秒のとき
ほほう、我ながら、なかなかやるじゃないですか。
8.30分の1秒のとき
おっと、大丈夫です。
9.25分の1秒のとき
ああ、ここでついに!ブレてしまいました。
10.20分の1秒のとき
これもよく見ると少しブレてますね。
11.15分の1秒のとき
はい、これは拡大するまでもなくブレてました。
このようにシャッタースピードをこのように遅くしていって、自分がどのシャッタースピードのときに写真がブレてしまうかを調べてみましょう。
私の場合は25分の1秒あたりからブレが出てくるようです。
ここから言えるのは、普段写真を撮るとき写真がブレないようにするには、シャッタースピードが30分の1秒以上にして写真を撮るべきだということです。
本当に細かいことなのですが、このような小さなこともコツコツと積み上げていくのです。
写真のブレが起きてしまう原因は?
写真のブレが起きてしまう原因とは、どのようなものがあるでしょうか。
1.シャッターボタンの押し方が良くない
シャッターボタンはどのように押しているでしょうか。
もし一刺し指がシャッターボタンの上から下にまっすぐ押しているのなら、その動きがカメラを動かしているのかもしれません。
実は、上から指で押し込むことで、カメラが動いてしまうのです。
写真がブレないシャッターボタンの押し方
ぶれない解決方法も森脇先生から教えてもらいました。
森脇先生流のシャッターボタンの押し方は、人差し指のわきの部分をシャッターボタンに当て、指を自分の身体に向って引くようにして押すのだそうです。
今のデジタルカメラのシャッターボタンは強い力で押さなくても大丈夫なんですね。
この押し方であれば指に力を入れなくてもボタンをラクに押せて、カメラも動きにくくなります。
ただしこの押し方は最初からできないと思いますので、何度も練習してこの方法で押せるようにしていくことが大事ですね。
2.カメラを構えたときに身体に力が入りすぎる
カメラを構えたときに身体に力が入りすぎていないかを確認してみましょう。
カメラがぶれないようにと思うあまり、肩に力が入りすぎたり、身体全体を固くしてしまうことがあります。
しかしそれは、かえって身体が動いてしまう原因になります。
ここで必要なのが、身体をラクして構えることだと森脇先生は話していました。
深呼吸してリラックスし、肩の力を抜いてカメラを構えるようにしてみるといいそうです。
ルミックスGF10は軽いので、身体にそんなに力を入れなくてもラクラク操作できちゃいますよ。
まずは毎日カメラを触ってみて、自然に力を抜いてカメラを構えられるようにするといいと思います。
まとめ
写真を上手く撮るためには、写真がブレてしまわないようにする必要があります。
そのためには自分の今の限界、シャッタースピードを遅くしていって、どこまでぶれずに写真を撮れるかをよく理解することでした。
また、シャッターボタンの押し方ですが、ボタンを真上から押すのではなく、人差し指のわきで押し、指を自分の身体に向ってスライドさせると、写真がブレにくくなります。
また身体に力が入りすぎないよう、身体をリラックスしてカメラを構えます。
今回は、ルミックスGF10で写真を上手に撮るために、シャッタースピードをコントロールするという内容でご紹介してきました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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