撮った写真を後から見返してみて、時々こんな写真を見つけることはありませんか。
キレイな風景写真を撮ったのによく見たら写真が斜めになっている。
旅行などのイベントのときに集合写真を撮ったら写真が傾いていた。
後から写真をもう一度撮り直したくても、同じ条件ではもう二度と撮れないですよね。
ああ、失敗したと思っても後の祭りになってしまいますね。
これらの写真のことを「水平がとれていない」というのですが、まだ一眼カメラに慣れていなくて、操作するだけで手いっぱいになっていると、モニター画面を見ていても水平になっているのか気づかないことがあります。
そのようなときこそ役に立つ機能がルミックスGF10には備わっています。
写真が傾かないようにチェックする機能ですね。
今回は、ルミックスGF10で写真が傾かないようにする機能についてご紹介していきたいと思います。
なぜ写真が傾くのか
この上の写真のように、自分ではまっすぐに撮ったつもりでも、なぜ写真が傾いてしまうのでしょうか。
それはやはりカメラのモニター画面が小さいので水平が分かりにくいことと、写したい主題だけに意識が行ってしまって写真を水平にすることを忘れてしまうからじゃないかと思うのです。
写真を撮っているときは夢中ですから気がつきませんが、冷静になって撮影後に見返してみてはじめて失敗したことに気づくのです。
それを防ぐ機能がルミックスGF10には備わっています。
その機能とは水準器といい、モニター画面の中のカメラが傾きが表示されるようになっているのです。
これがあると写真を水平に撮ることができるようになります。
画面に水準器を表示する方法
ルミックスGF10のカメラの背面にある、ディスプレイボタンを押します。
表示される画面は全部で4パターンあります。
1.モニター画面には何も表示させない
2.カメラの設定情報が表示される
3.カメラの設定情報と水準器が表示される
4.水準器だけが表示される
ディスプレイボタンを何度か押すと、この4つのパターンで表示されますから、自分が見やすい画面を選んでみましょう。
実際に水準器を使って撮影をしてみた
実際にカメラを屋外で使ってみました。
カメラが水平になっていないと画面の中で黄色い線が斜めに表示されます
カメラが水平になると画面の中央で黄色の線が緑色の線に変わります。
この機能を使うとカメラが傾かなくなるので、まっすぐ水平になった写真が撮れるようになりますよ。
必ずしも水準器を使わなくてもよい
水準器は写真が水平になっているのを確認するのに便利ですが、あまりこればかりに頼っていると、写真が平凡になる場合があります。
それは主題とするものをどのように写真に配置するのかで変わってきます。
水平にするとインパクトがないというときには、あえて水平にしないこともあります。
わざと写真を傾けて写す場合もありますからね。
例えばこの写真は水平をとった場合の状態です。
こちらは水平に合わせなかった写真です。
水平をとって写真にするとちょっと迫力が不足するかなと思い、わざと水平を外しました。
実際にその現場で写真を撮りながら考えてみることが大切だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
写真がいつも傾いてしまうというときには、ルミックスGF10の機能である、水準器をモニター画面に表示させて、きちんと水平がとれているのかを確認してみた方がいいと思います。
水準器の線が緑色になったら、カメラは水平になっていますので、それを目安に写真を撮ってみてください。
ただし写真の種類によっては、わざと水平にならないように撮る方法もありますので、実の場面場面にあった写真を撮ってみるといいですよ。
最後までご覧いただきましてありがとございました。
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